【「スキューバダイバー」自分の身を守る為の予備知識】 study-four_cからの続きです。

スキューバダイビングの始めと心得!

SCUBA(スキューバ、スクーバ)=Self-Contained Underwater Breathing Apparatus.
日本語名 自給気式潜水呼吸装置.

日本の沿岸は黒潮や親潮の流れの恵みを受けて魚影の濃さに眼を見張るものが有る。日本の沿岸は黒潮や親潮の流れの恵みを受けて魚影の濃さに眼を見張るものが有る。

又、日本列島が火山帯である事も海底に多くの起伏を造り、海底の生物達にも恵みを与えており、その実態は近くに有る水族館に行けば一目瞭然の素晴らしさなのだ!

日本の水族館は最先端の装置によって魚や海底の生物達を生き生きと見せている。

何と無く無意識に海を見ていたり、身近な水族館で可愛い魚達を見ていると暖かい綺麗な海で自分も魚達と遊びたい衝動に駆られる!

又、潜りたい衝動は同じでも見ている魚達を食べたい、釣って見たい動機もダイバーになる要素なのだ!

既に私はスキンダイバーからスキューバダイバーに成って久しいが、自分の眼で見た物を誰かに見せたい伝えたいと言う願望に駆られていた事で潜水の指導者となった事からダイビングに於ける色々な難題難解に苦労が始まってしまった(笑)

スキンダイバーやスキューバダイバーになりたい、なる為に最初に必要な物事から述べて見たいが、個人的な意見となる為に参考程度にして頂きたい(笑)


1.身体条件では

最近では健常者及び身障者でもダイビングが出来る時代ともなり、世界が広がった感が有るが、健常者は慢性の疾患の無い方、身障者で有っても手伝って貰えれば潜る事を可能とする場合はスキン&スキューバダイバーになれる。

では潜る事が出来無いとすると、どんな事が潜る事で問題となるのだろうか?

A.耳抜きが出来ない!
 
1.副鼻腔群の圧平衡が取れない..
2.耳の圧平衡が取れない..

B.水温等の温度差によってめまいや吐き気を起す方.
C.
サポートダイバーからの命令や身体保護支持(アドバイス)を受けれ無い方!

等となり、泳げなくても、器材の使用に際し、助けて貰って出来る方はこの限りではない。 難点とするのはマスククリーやレギュレータークリアー等であろう。

これ以外ではサポートダイバーが手足となれば眼が見えなくても可能なのだ!

つまり、サポートダイバーの手が2本で足りなければ、サポートダイバー2名で4本の手が有れば事足りるのである。

2.潜水時間の遵守、又はダイブコンピューターの安全な範囲での使用.

3.浮上スピードの遵守と安全停止、安全停止後の水面までゆっくり浮上の遵守. 浮上スピードの遵守と安全停止、安全停止後の水面までゆっくり浮上の遵守.

4.知識による我が身の保全.

A.潜水医学(生理学、解剖学、)と潜水物理学 「総じて基礎潜水学」

1.ボイルシャルルの法則  
2.ダルトンの分圧の法則  
3.ヘンリーの法則(気体の圧力下に於ける液化)

 
         ◎空気の体積変化は水深20m〜、特に水深15mからは要注意 !
 
           ◎浮上間際から水深12m辺りまでがリスクエリアとなる!
 
          ◎ヘンリーの法則を実証したBehnkeの窒素排出グラフ

B.危険の回避と判断!

1.気象・海象と海況と海流・潮流 
2.ダイビング器材の基礎知識 
3.ダイビングでの心理学


C.潜水に於ける基礎スキルと知識・・・!

「スキューバダイバー」 自分の身を守る為の予備知識
に書いて有ります(*^_^*)

D.バディ及びグループ潜水での約束や決まり事を守り、安全に潜水の出来る方.
ソロダイブ(一人でのリスク潜水)はプロ志向
の為に、ここには含まれません。

E.下記の図はダイビングでの潜降加圧と浮上時減圧時に起きて来る状況と状態.


図をクリックすると拡大されます.

さて、如何ですか?さて、如何ですか?

◎ダイバーとして一歩を踏み出したら、次は水中での位置認識と中性浮力の練習です。。
私のスクールでは最初から中性浮力と水中認識を教えています(*^_^*)


潜水に於ける各種傷害と障害分類

表の中の細かな分類はリンク 先にて致しますが、現状は準備中です。

潜水に関連して認められる症状とその原因疾患


意識障害
 

空気塞栓症減圧症(脳型)低酸素症酸素中毒(脳)、二酸化炭素中毒、一酸化炭素中毒、低体温症、頚動脈洞反射、溺水、心筋梗塞、過換気症候群、ショック、潜水中の窒素酔い.

麻痺発作

空気塞栓症、減圧症(脳型)、酸素中毒(脳)、熱射病、過換気症候群
頭痛 二酸化炭素中毒、一酸化炭素中毒、減圧症、空気塞栓症(稀)、酸素中毒、偏頭痛、低酸素症.
めまい 内耳型減圧症、内耳圧外傷、中耳圧外傷(鼓膜穿孔)、alternobaric vertigo(変圧によるメニエール症候群)、カロリー刺激、酸素中毒、窒素酔い.
吐き気・嘔吐 内耳型減圧症、内耳圧外傷、alternobaric vertigo(変圧によるメニエール症候群)、酸素中毒(脳)、消化器疾患、血圧低下.
胸痛 肺圧外傷、酸素中毒(脳)、減圧症(チョークス)、溺水、食道炎、心筋梗塞、狭心症.
呼吸困難 過換気症候群、肺圧外傷、減圧症(チョークス)、二酸化炭素中毒、酸素中毒(脳・肺)、喘息発作.
四肢の痛み・痒み 減圧症、骨壊死.
皮膚の発赤 皮膚型減圧症、装具やスーツの圧迫.
顔面のむくみ 減圧症、肺圧外傷、空気塞栓症、低体温症.
四肢の麻痺 減圧症、空気塞栓症、外傷、神経症(ノイローゼ)
四肢の知覚障害 減圧症、空気塞栓症(稀)、低体温症、寒冷刺激、過換気症候群.
腰痛 減圧症、一般的な腰痛.
疲労 減圧症、脱水症、低体温症、熱射病.
鼻出血 副鼻腔圧外傷、非特異的な鼻出血.
血痰 肺圧外傷、空気塞栓症、咳き込みによる気道損傷.
耳痛 中耳・外耳圧外傷、外耳炎、鼓膜付け根周囲の炎症
難聴 中耳・外耳圧外傷、音響外傷、内耳型減圧症、突発性難聴.
耳鳴り 内耳圧外傷、音響外傷、内耳型減圧症、突発性難聴.
【潜水医学入門 池田知純著 大館書店 を参考とし、更に追加して有ります。

重要 スキューバダイビングでの窒素N2は、肺で曝露され体内へ取り込まれると、強い刺激臭を持ち水溶性・脂溶性のアンモニアNH3や無臭・無毒で難脂溶性のアンモニウムイオンNH4+、低刺激性のアンモニア水や無毒で難脂溶性の尿素NH2CONH2、弱い刺激臭を持ち毒性の弱い尿酸C5N4N4O3等に変えており、無毒・低毒性の化合物へ変化して蓄える、或いは膀胱へ排出させる事となる。

に於いてアンモニアは神経毒となる為にグルタミン酸脱水素酵素でα-ケトグルタル酸と結合させてグルタミン酸に変えて無毒化しているのだ。また、体内では肝臓、腎臓、心筋、骨格筋で無毒化の作用が働いているが、何らかの原因で無毒化の機能が低下すると、神経毒化して神経伝達が遅くなり、脳への障害が始まる。つまり、思考力や判断力、運動能力の低下、五感障害等も起きてゆく。酷い場合、脳神経、中枢神経、脊髄神経の障害が出る事となる。更に、ひどい場合は後遺障害として残る。

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A.マスク
 

◎マスクには1眼タイプ、2眼タイプ、3窓タイプ等ありデザインだけでなく、マスクの重さ、マスク内の内容積等を考慮しなければならない。

マスクの重さは頭の動きを束縛し、顔に対してフィット性を損ない水に対しての抵抗が増えてしまう。

マスクの内容積はマスクの重さにも関係するが、ここでは透視するための目とガラスの位置が問題となり、ガラスに目が近いほど視野が広くなる。マスクの内容積はマスクの重さにも関係するが、ここでは透視するための目とガラスの位置が問題となり、ガラスに目が近いほど視野が広くなる。
マスクのフィット性はマスクのスカート部分が顔に対してなじみよく当る事であるが、それを左右するのはストラップのゴムによって程よく調整する事が大事である。

ストラップゴムはマスクを均等圧に押さえるための物であり、左右及び上下の調整を必要とする。(スカート部分はシングルとダブルが有る)

ストラップをきつくするとマスクのスカート部分が顔面の血行を悪くし間接的に内耳関係を冷やす為に耳が抜けない、めまいがする、吐き気がする等の障害が起き、マスク内においてはマスクスクイズを起こして眼圧が上がり視力の低下や眼球内の出血につながる。

マスクブロー

マスクがピタッと顔に張り付き、違和感の有る場合はマスクの内圧が下がり陰圧となるので鼻から空気を「フンとかフ〜ン」と出す事でこの違和感(張り付き)を開放する。

しかし、あまり出し過ぎるとマスクが結露(温度差)により曇ってしまうので程ほどに!しかし、あまり出し過ぎるとマスクが結露(温度差)により曇ってしまうので程ほどに!
      
マスククリアー(3タイプ)

マスククリアーには3通りのスタイルがある。

1.顔を下に向け、ハミングをしながら顔を水面を向くように徐々に上げる。

2.正面を向いたまま、マスクのフレームの左右を持ち、鼻から空気を出す時にタイミングよくマスクの下側を軽く持ち上げる。

3.顔を横に向け、片側に水を貯めて水を抜くのだが、水面側にあるフレームの縁を片手で押さえてタイミングよく鼻から息を出す。(3.は特に練習が必要)

注意
:マスククリアーに於いて・・・

@.目が痛い
A.息苦しい
B.水面に出たい

等の事が起きる場合が有ります。

@.の目が痛い場合では真水と海水とでは目の感じ方も違い、当然として真水の方が目が痛い。海水では涙の塩分濃度が同じ位の為、痛さも感じない。

ここで問題となるのが、真水のプールでの塩素による目の刺激も強いが、真水でも海水でもマスククリアー後に目を絞ってはいけない。絞る事で目が充血して余計に目が痛くなる。

A.の息苦しさや呼吸が出来ない等の場合、マスククリアー時に目を閉じたりする事で平衡感覚を失う怖さや、また鼻から水が入る事での鼻腔内刺激でも呼吸のタイミングを逸する。

B.の水面に出たい、逃げたい等の場合は息苦しさも手伝って恐怖感を増長するが為に起きるが、マスククリアー時での目の見えない閉所感や暗所感、体の不安定感による恐怖によって起きる。

@Bに於いて、マスククリアーを覚える為には水に対しての遊び心の養成が必要で有り、@.はマスクの中に水を少しずつ入れてマスククリアーをかなりの回数にて覚える様にして、マスククリアーの絶対的必要性を覚える。

A.では陸上に於いてシミュレーションを行うが、口から吸って鼻から空気を出す練習から始めて行く。また、ダイビングに於いては口で吸って、口から息を吐く動作も良く練習し覚える事が必要である。

B.では殆どが恐怖心から来る物で有り、良くA.での事を覚える。特にB.の場合は適切に息を吸っていない場合が有り、呼吸の重要性を覚える事が大事である。

息を吸う事で血中の酸素分圧が上がり脳は安らぎを覚え、また体の動作が止まる。

息を吐き出す事で緊張感が増して動作が速くなる。

更に、声を出して直接脳へ自分の意思を伝える事も大事である。

これは、声を出して周囲の状況や今から行おうとする動作を声で脳に伝える。

@Bは結局、刺激や恐怖・不安感をどの様に対処するかに掛かっている。

マスクに対してのトラブル

マスクのフィット性に於いて、マスクを眼の位置や鼻の位置を確認し正確に顔に合わせて置かないと水漏れの原因や眼圧の上がる原因となる。

ただし、マスクを正確に顔に当てた後にストラップの上下左右の位置調整を正確に行う。

間違っても強く締め付けない事!  

顔にマスク痕が付く様では閉め過ぎで、眼圧過大・水漏れ・マスクスクイズを起す。顔にマスク痕が付く様では閉め過ぎで、眼圧過大・水漏れ・マスクスクイズを起す。

ストラップの調整が悪く顔面片側の圧迫が有る場合、眼圧が上がり涙目となって視界が悪くなり潜っていられなくなる。コンタクトでも耐え難い。

マスククリアーの訓練は徹底して覚えるしか有りません。怠れば溺れます。

たかがマスクとは思わないで下さい。マスク内の漏水・水没によって溺れます。


B.スノーケル

◎スノーケルにはJ型、L型、FLEX型の基本の3通りが有り応用型のW型(ラップラウンド)スノーケルや変形タイプが数多くあります。

スノーケルの規格にはホースの内径、ホースの長さが決められていてホース内径10〜25mmの範囲であり、肺活量の少ない日本人等には10〜18mm位が使いやすそうです。スノーケルの規格にはホースの内径、ホースの長さが決められていてホース内径10〜25mmの範囲であり、肺活量の少ない日本人等には10〜18mm位が使いやすそうです。
(個人差あり)

スノーケルクリアー

1.ブラッシング法

通常の方法であり、息をためて勢いよく空気を吹き出し、ホース内と口の中の水を吹き出す方法。

練習法として、手の平を丸めて中に水を貯めていきよいよく水を吹き出す。

もう一つは口の中のサクランボの種を遠くへ飛ばすしぐさ。

2.水中置換法

浮上間際の水面近くでホース内へ口より少しだけ軽く息を出し、空気の膨張を使ってスノーケルから水を押し出す方法。。

口より空気を出す水深は1〜2mとし、この時の目線は真っ直ぐに水面を見る。口より空気を出す水深は1〜2mとし、この時の目線は真っ直ぐに水面を見る。
どちらも練習次第でおもしろおかしく水がクリアー出来るようになります。

3.ローリング法

両方を合わせたクリアー法で有り、スノーケル(弁無し)の水が快適に抜ける。両方を合わせたクリアー法で有り、スノーケル(弁無し)の水が快適に抜ける。

注:弁付きのスノーケルの場合、浅くて早い及び中途半端な呼吸によって排水弁より水が逆流する場合が有りますので、的確な呼吸法をマスターしなければなりません。

注:口の中に水が有り、呼吸とタイミングが合わなくクリアー出来無いと思った場合は、急ぎ
スノーケルを口から外し、直接口から空気を吸い込む。(溺れの原因)

アドバイス=スノーケルの長所と短所を共に覚える事。

スノーケルのトラブル

スノーケルの場合、マウスピースの大き過ぎや小さ過ぎに注意をする事。大きいと歯茎に当たり、歯茎の炎症を生じ痛みを覚え、小さいと、歯によってマウスピースを強く噛む為に顎の痛みや緊張感を増す。

この緊張感はスキンダイブでは耳抜きが上手く出来無いトラブルの原因ともなる。又、ホースの太いものは内部の水をクリアー出来ないので、程々な太さのパイプ径の物を選ぶ事。

スノーケルも不意・不測な漏水等のクリアー(排水)が出来ないと溺れの原因となります。


C.フィン
 

◎フィンの種類には2つのタイプに分かれる。

1.フルフットフィン(フルフィートフィン)

足をすっぽり包むタイプであり、フィンキックでの足の動きを素直に伝え推進力に変える。

ただし、足の脚力の強さとフィンの大きさ(幅、長さ、フィンの持つ反発力、材質、フィンの持つ特性)により推進力が変化し足の疲れも違う。

2.ストラップ フィン(アジャスタブル ヒール ストラップ フィン)

フィンのポケット部分にブーツを履いた足を入れ、ストラップのゴムによって足首からかかとの間を締め付けホールドさせる。

このタイプのフィンはフィンポケットが大きくなる為に全体として大き目となってしまうが、はきやすさに定評がある。

全体として重ためになり足首等に負担が掛かる場合があるのと同時に太ももやふくらはぎに対しても負担があり、足のつる原因ともなる。

足に負担が無く、なじみの良いフィンを選びたい。

◎どちらも弁付やホール(1ホール、2ホール、3ホール)タイプがある。

◎プラスチックフィンとゴムフィンにおいては前者はハイピッチ泳法、後者はローピッチ泳法に適している。

しかし、最近は両方の適材適所を使ったハイブリットタイプが出始めてきているが値段が高いのが難点。

◎フィンキックと足のケイレンン足のつリ)

フィンキックにはダウン&アップキックの通常のキック法があるが、あおり足(バタフライでのキック法に似ている)と呼ばれるキック法もある。

一般的にはダウン&アップキックが基本ではあるが時と場合によってはあおり足も捨てがたいので練習をして頂きたい。

どちらのフィンキック法も連続してキックしたりすると足のつる原因となる。
連続してキックをした場合、筋肉の硬直の為に血行不良となり足が冷えて足がつる。

つった場合の対処法として、足の静脈を下から上(心臓に向かって)にさすると冷えた足が温まり、つった足が直る。(筋肉繊維を余り痛めない)

もう一つの方法は収縮した筋肉を伸ばす方法で、ふくらはぎの場合は足のつま先を手前に引くようにして直し、太ももの場合は膝を曲げ足首を持って後ろに引く。

足がつらない様にする為には、1キック 1レスト、2キック 1レストとキック後の足の筋肉を休ませる。(足への血液循環を阻害させない)足がつらない様にする為には、1キック 1レスト、2キック 1レストとキック後の足の筋肉を休ませる。(足への血液循環を阻害させない))

フィンコントロール

フィンは泳ぐだけではなく推進時の方向性や体のブレを無くすのにも有意義で、徐々に慣れてくるとその海況(流れ、うねり)に応じた使い方が出来るようになり、特に直進性を重視する場合は不可欠となる。

ドルフィネススイマーには是非覚えて頂きたい。。

アドバイスアドバイスス=無意識なキックはスキューバダイバーにとって空気消費量の増大につながる。=無意識なキックはスキューバダイバーにとって空気消費量の増大につながる。

フィンキックに慣れ様とする初心者は先輩にフィンの動きを教えてもらおう。
オーバーキック防止の為や呼吸の乱れ防止の為。

参考 ウェイトコントロールのスキル編      オーバーワーク

フィンのトラブル

フルフットの場合、極力素足で履かない様にしたい。フルフットの場合、極力素足で履かない様にしたい。

これは、水によって足がふやけて怪我の元で有り、また、足の冷えによって著しく体力を消耗する為である。これは、水によって足がふやけて怪我の元で有り、また、足の冷えによって著しく体力を消耗する為である。

余り冷すと自律神経の失調を来たす。余り冷すと自律神経の失調を来たす。

フリー及びストラップタイプのフィンでは足の甲の当たらない物を選ぶ事。フリー及びストラップタイプのフィンでは足の甲の当たらない物を選ぶ事。

これは、甲の圧迫によって血液の循環が悪くなり、足が冷える為で、冷えと圧迫痛で逆に足のつりの原因を作ってしまう。これは、甲の圧迫によって血液の循環が悪くなり、足が冷える為で、冷えと圧迫痛で逆に足のつりの原因を作ってしまう。

それから、ストラップタイプでは止めのプラ留め具等を紛失し易い為に注意をされたい。

どちらのタイプも足の入るポケットが大きいと足の力を伝達出来ず、足首の炎症及び足の疲労によるつりを誘発する。

フィンでは無理なキックや足が冷えて来ると足がつる原因を作ってしまう。特に初心者の立ち泳ぎから足の筋肉疲労が進み、足が冷えて足がつり、更に溺れてしまう。フィンでは無理なキックや足が冷えて来ると足がつる原因を作ってしまう。特に初心者の立ち泳ぎから足の筋肉疲労が進み、足が冷えて足がつり、更に溺れてしまう。

足のつり(筋肉の硬直))に付いてはスキンダイビングの項に詳しく書いてあ ります。

もう一つの足つり原因は脱水? 中性浮力とイマージョン(水浸)について


 D.ウェットスーツ

◎ウェットスーツはゴム内部に独立気泡を有する保温と体を保護するものをさしている。

ゴム材質はウレタン発泡ゴム又はクロロプレン発泡ゴムで有り、その発泡倍率によりハード(20倍)、ノーマル(25倍)、ソフト(30倍)と使い分け、通常のダイバーはノーマル〜ソフトタイプのスーツを使っている。

この倍率によっても生地の重さが異なりソフトほど軽くなる。

スーツ生地内に有る独立気泡は水圧によっても変化が起きるので述べて置きたい。

例えば、5mmの厚みの有る生地は水深10mに於いて1mmの圧縮が起き20m〜25mで圧縮を終了する。この時の厚みは凡そ2.5mm〜2mmとなり当然として保温力を無くす。

また、浮力も減る為にウエイトの設定に注意したい。
ウェットスーツに於けるウエイト調整はウエイトコントロール必携を見て頂きたい。

ドライスーツ

ドライスーツの「はしり」と言えばやはりヘルメット潜水からであろう。

ヘルメットの装備では無く、軽く動きやすく、暖かいと言う部分からの発想で有り、マスク式潜水であるナルギール(フーカー)式潜水法が発達し、現在のスキューバ式へと変化している。

しかし、水を遮断するシールに於いては軽装備ほど難しいものである。

人の出入り部分は開口O式タイプが最初で、現在は便利なファスナー式も出回っている。

このO式のシール、首部分と手首のシール部分が有り、気を付けないと水没をしてしまう。

また、ファスナー式はファスナーのシール部分の劣化による水没も有る。

O式のシールではゴムの締め具によって絞り込むがコツがいるのでなれるしかない。
手首、首の部分のシールに於いては個人個人により太さが違う為、採寸をして作るか、多少ゆるめのタイプを別途にネックシールやリストシールにて調整し、締め付ける。

さて、ドライスーツの問題点を述べてみよう。

1.頚動脈圧迫による頚動脈洞反射によって、迷走神経が働き血管を拡張する事で血圧を下げ、脈拍数を下げる作用の為にめまいや吐き気が起きてしまう。ひどい時は失神する。

2.内部の圧力調整が出来ずにスクイズ(締め付け)が起きたり、寒さを訴える。

3.シール部分を調整し、締めているにも関わらず首や手首から水没する。

4.足が浮いたり、泳ぐのに不自由に感ずる。

5.潜降、浮上に苦労する。急浮上や落下し易い

6.ウエイト設定の仕方により行動の束縛を受ける為、分散他の適切な調整が必要。
   上記の様な事が起き易いと言う事は、それだけに練習を必要とする。
   もともとプロダイバーの使っていた物で有り、練習によって不自由さを克服するのみ。
   プロテックスジャパンのドライSPコースを参照して下さい。

特にドライスーツはスクイーズ防止対策をしなければいけないのと、中性浮力を上手く取らなければいけないとされるがかなり難しい。

参考 中性浮力と生理学について・・・! トイレが近い方は必読です。

スーツのトラブル

1.ネオプレン製ウエットスーツの場合は多少の違いが有れど1年間に縦横とも0.6〜0.8mm程度詰まっていて経時的に小さくなる為、使い方の頻度よにり3〜5年程度使えるとされる。また、厚みも痩せる為に浮力や保温力の低下を来たすので注意が必要である。

痩せた、或いは小さくなった事で圧迫が起き、窮屈で息苦しいダイビングとなるので注意です。無理して着ると破れる原因にもなりますし、保温や浮力も小さくなります。

2.ドライスーツの場合、シェルタイプは痩せないが経時変化で生地が弱くなり、防水性の低下により漏水の可能性が出て来る。

フォームドタイプの場合はウエットスーツ生地の使用による生地の肉痩せが起こり、浮力の低下や保温力、更に防水性の低下が起きる。

ファスナー式の開口部では防水ファスナーの劣化も起きる為、入念に手入を!

1.と2.とも経時の変化によって浮力・保温力が変わる為、シーズン前にインナーやウェイトの再設定が必要と思って下さい。また、生地や縫い糸のチェックが必要です。

ファスナーは良く水洗いをしてシリコンのスプレーで防錆か、ソルタウエイでの塩結晶化防止剤を使って下さい。

ドライスーツの体の出入り口ファスナーにはパラフィン(ろう)等を塗る事で開閉をスムーズに出来ます。

参考:ウエイトコントロール必携(ウエイト設定等) ドライスーツだけの説明を見て下さい。


E.ブーツ(ダイビング用)

       

◎ブーツは足を怪我等より保護し、足での歩行を安定化させ、また足に対して保温と恒温又は放熱作用の役割があります。

一般的に生地はネオプレン製厚さも3〜5mmを使い、履く所を広く取るためにファスナーを取り付けてありますが、保温性においてここから水の入る物と入らないように処理した物が有りますので自分にあつたタイプを選びましょう。

前述した物は3つの要素を加味すると形においても大きくなり、ストラップタイプのフィンに適する。

フルフットタイプのフィンには薄め(3〜3.5mm)のファスナー無しのタイプを薦めますが保護及び安定化についての項目が若干不足気味です。

保温性に関しては内部に水が入りずらい為とても温かい。

◎ブーツを選ぶ時は、デザイン等ではなく自分のフィンのポケットに合うかどうかが問題です。フィンを履いてもフィンからブーツが抜けない様な事が起きてしまいます。

ブーツと足のサイズが一番問題となり、大きいとブーツと足の間に水が入り足が不安定となりフィンキックが思うようになりません。

また、小さいと指先を圧迫し痛みと血行不良が起きるため、足が冷える原因と痛かった場合はフィンキックをする度に痛みが走ります。

総体的な見方で選びましょう。

インナーブーツ(インナーソックス)

上記のブーツ使用でも足が冷える場合は別途にブーツの中に履く為のインナー用ブーツ(ソックス)を進めます。 1.5〜3.5mmのタイプが有り、オーダーも可能です。

ブーツのトラブル
ブーツに於いては小さい物を履く事は足の圧迫等で足がつったりする為に薦められません。
足の圧迫には指先、足の甲、かかとがあり、どれも不快感が有って良く有りません。

足にフィットする物で快適に使って下さい。ファスナー使用のブーツでは塩噛みの為にロックし使う事が出来なくなります。

良く水洗いをしてシリコンのスプレーで防錆か、ソルタウエイでの塩結晶化防止剤を使って下さい。


F.ウエイトベルトとウエイト(Weight-beltとWeight/重錘・おもり)

ウエイトコントロール必携=中性浮力とは に詳しく書いて有ります。


G.レギュレーター(Regulator/圧力自動調整呼吸装置)

レギュレーターには初期開発されたWホースタイプと後期開発されたシングルホースタイプの形式があります。

前述のものは吸気と排気の為のホースがあり、一箇所のケース内にて圧力の調整と排気を行っている。

このタイプは現在はマニアの使用と博物館にある位だろう。
現在は形を変えて、特殊な呼吸装置のリブリーザーのような循環タイプでの使用に変わった。

シングルタイプのレギュレーターは、現在の最新タイプまで変わらずに流通していて、軽量であり機械的にもシンプルに出来ている。

レギューレーターとはどの様な構造なんだろうか、少し述べてみよう。

ファーストステージはスタンダードピストンタイプとバランスピストンタイプの2つのタイプがあり、両者とも陰圧によって圧力補充するタイプですが特徴的にスタンダードピストンは外部に調整用の6角形の調整穴があります。このタイプはタンクの内圧が減ってくるとだんだん空気が渋くなります。

また、もう一方のバランスピストンタイプは調整用の穴は無く密閉型の外観となっており、タンク内圧が減ってくると空気の出る量が多くなる傾向です。

セカンドステージではどうであろうか?

単的に言ってしまいますとアップストリームタイプダウンストリームタイプがありてこの原理を使った単純なものですが、この単純な構造こそがパーツ数が少なく故障がないレギューレーターの設計構想です。

しかし、機種によってはファーストステージより異音を発するレギュレーターがあるが、これは故障とは云いがたいが気になる音を発する。

原因の一つは内部のスプリングの振動による共振作用による物と、ピストンタイプでのオーリングの油切れ等による摩擦振動での共振音が発生します。

水洗い等での浸漬洗いには注意をしましょう。

エア漏れを起こしているレギやゲージは浸漬は出来ません(水の浸漬流入)。
詳しい内部の構造はマニアル等で確認して下さい。

呼吸法

レギュレーターの呼吸法を少し述べて置こう。

多少なりとも間違った呼吸をしている方が多い為、敢えて触れて置くとする。

レギュレーターの呼吸法は、吸う時は細く長く吸い、息を吐く時は肩の力を抜き横隔膜の緊張を解く事でリラックス出来る。腹式法の呼吸に似ている。

しかし、一般に言われているのは息は細く長く吸い、息を吐く時はゆっくりと長く・・・で有る。

息を吸う動作は良いが、息を吐くこの仕草は過剰喚起法に類似しているし、長く吐く事で緊張した侭となり大変に疲れるものである。

横隔膜や腹筋をゆっくりと力を抜く事での緊張と胃を刺激する為に浮上時には吐き気も催す。

更に、この呼吸によって酸素の分圧が上がり体温の低下をも誘導し、更に血中酸素が高い為の頭痛も起きてしまう。

この様な呼吸をしている方は水深が浅くとも酸素過剰気味となり水深24m以深に於ける過剰運動(オーバーワーク)によって自らに危険をも作り出す。

では浅い水深に於いては何もないのかと言うと前述したように溶存酸素量が多い為の体温低下が起こり多種な状態を作り出す。

スキップ呼吸とコントロールドスキップ呼吸   ★頭痛が起きたら頭痛の項を参照 !

この言葉と動作仕草は自分の思った侭に呼吸をするとエア持ちが悪いとして息を吸った後に暫く息を止める仕草をスキップ呼吸という。

しかし、この呼吸法は体内へ二酸化炭素を蓄積し体温の上昇や吐き気及びめまいまでも誘発してしまう。

では、どうすれば良いのかと言うと、無理の無い呼吸法で有るコントロールドスキップ呼吸をお勧めしたい。

その時の運動量に応じて呼吸を数回に分けて吸い、また数回に分けて息を吐くがこの吸う吐くを交えて行う方法である。呼吸法での中性浮力には欠かせない呼吸法で有る。

異音

時としてレギュレーターの各部から異音がする場合が有るので説明しよう。

音としての発生源はごく限られた場所に限定出来るので、まずファースト部から説明するとピストンとスプリングの共振による音が有り、これはスタンダードタイプ、バランスピストンともに発生するが、特にピストンタイプはその形状の特長により特に大きく聞こえる。

原因の中にはオーリング、ピストン、スプリングの位置とあたりが有り、特にバランスピストンタイプではオーリングの油切れやキズでも起きる場合が有る。

セカンド部ではどうだろうか?

セカンドのピストン部分では殆ど音はする事は無いのだが、ダイヤフラム部とデマンドレバー部の擦れによる異音が有る場合が有る。

この他にセカンド部のピストン開放時にホース内を通過する空気による音。

水の逆流

レギュレーターの呼吸の仕方を誤るとエキゾーストバルブから水の逆流が起きる場合が有るが、これは浅くて早い呼吸をする事でエキゾーストバルブ(ゴム製)が内部に引き込まれて水が逆流する。
 
この場合の対処法はエキゾーストティーに両手を当てて塞ぎ、パージボタンを押してエアを出すと、セカンドステージのダイヤフラム内に空気が充満してエキゾーストバルブを押し出そうとする。

この時にエキゾーストティーより排出される空気を調整して、勢い良く排出させるとエキゾーストバルブのゴム(排気弁)を外部に押し出す。

これ以外では、セカンドステージ部のフェイスの押さえねじが緩みダイヤフラムが外れた場合に水没が起きる。

この他にエキゾースト弁の張り付きが乾燥によって起きる場合が有るので使用する前に排気が出来るかどうかの確認をしたい。

咳き込み

潜降時に於いて咳が出た場合、一旦停止してその場にて咳をする。
浮上時に於いても同じで、その場で停止して咳をする

潜降時に於いては別に止まらずとも良いが、浮上時だけは停止して行う事(肺や気管支、耳管内器官組織や鼓膜等痛める為に必ず一旦停止をする)

ただし、咳き込みに時間が掛かる場合は必ず停止する事。

潜降中は肺のスクイーズ浮上中は肺や気道等への空気過膨張による圧障害の危険がある。

どちらもレギュレーターのフェイスを手で押さえて行う。

嘔吐(おう吐)

一般的にはレギュレーターをはずして行うのが良いが、心配な場合は咥えたまま嘔吐をする。
しかし、吐出物でレギュレーターの排気バルブが詰まる場合も有る為に次の方法を取る。

レギュレーターのマウスピースを吐き易い様に咥えなおすか、又は口の左右にずらして吐出し易い様に開口部を作る。

嘔吐する時は口を緩ませて下を向き吐出するが、この時にパージボタンを軽く押すと口の内部の吐出物も出易くなる。(レギをしっかりと押さえて置く)

間に合わず咥えたままで嘔吐した場合はレギュレーターをはずし水中で良くすすぐ(洗う)。

もどした後は口の中のうがいをするが、心配な場合はそのままでも良い。

しかし、口の中の水分はレギュレーターの中へ排出する事。

アドバイス=万が一、海で起きた時は、慌てずにオクトパスであるセフティセカンドへ替える。

参考:Q.呼吸法について. S.オーバーワーク.

レギュレーターのトラブル   本文に記載済み。必要な場合に追記!

1段目や2段目よりのエア漏れ、ホース類の劣化や外観の傷に注意をする事。
また、マウスピースの噛み切りもあるので交換出来る物は早期に対処する。
気が付きにくい物としてレギのセカンドステージの可動フェイス部分の緩みによって重大な水漏れが起きる点を注意。


H.ゲージ(シーゲージ、コンポゲージ)

         

◎タンクの内圧を確認し、潜水の目安を計る為のシーゲージがあり水深を測るためのゲージがディプスゲージで、共に無くてはならない大事な計器である。

ゲージの構造上の分類は

1.毛細管式ゲージ 
2.ブルドン管式ケージ 
3.ダイアフラム式ゲージ
4.圧力センサーを使った電子式ケージ.

の3タイプがありそれぞれの特徴を持っている。

最近ではシーゲージでもディプスゲージもブルドン管式タイプが多く使われている。

また圧力センサーや温度センサー使った多目的シーゲージやダイブコンピュータが徐々に
主流になりつつある。

注意点では、扱いにおいて振動及びショック等に気をつける事と、エア漏れがある場合は水に浸漬をしない。

潜水前チェック又は潜水中において残圧ゲージの針(表示)が極端に動く場合はタンクバルブの開閉に問題があるので注意されたい(半開き状態)

暫く使っているとスイベル(ゲージの首部分の回転する所)内部のオーリングの磨耗によりエアが漏れる場合が有る。
 
この場合は水洗い等での浸漬は出来ないので注意されたい。(ホース内に逆流する)

アドバイス=水中で漏れに気が付いた場合はスイベル(首)の所から少しずつ回して見て、止まれば良いが、止まらない場合は早めにダイビングを切り上げる。

ゲージのトラブル

首の回転部分のエア漏れ、ホース外観の傷やふくれ、ひび割れに注意を要する。特にひび割れは高圧ホースのパンクに繋がる為、入念にチェックをする事。

首可動部分のエア漏れがひどい場合は30分当たりに20〜50気圧もタンク内圧が減る場合が有る
早急に交換必要。

因みに、1mm程の泡の場合は30分で5気圧程度の漏れとなる。

エア漏れしているゲージを水に浸けて浸漬洗いをした場合、高圧ホース内部に水が入り、特に内部で塩の結晶化やゴミの付着で詰まり、圧力ゲージを正確に表示する事が出来なくなる場合がある。高圧ホースの交換目安は1〜2年に1回です。


I.オクトパス(セーフティセカンド)

オクトパス(octopus/蛸)蛸足の多足の意味があり、ホースが一杯付いている事を言う。

                      

◎レギュレーターの予備と言われるものがオクトパスで、緊急時等の時に大変役たち、人の為のものだけではなくメインのレギュレータの異常な場合でも安心して使う事が出来る。(交換して使う)

また、右側に付ける人や左側に付ける人等があり賛否両論の部分がある。が、しいて言えば向かい合って移動及び浮上するか、横にいて移動及び浮上するかと考えると拘束を受けない形で検討したい。

アドバイス=マウスピースの劣化や外観に傷が付き易い為、確認を怠らない事。
        マウスピースが無くても吸える練習をしたいものですね。

       練習をすると、水中に排気された空気でも吸う事が出来る様に成ります(^^ゞ

オクトパスのトラブル

レギのセカンドステージと同じなので、エア漏れや可動開口部の緩みに注意。マウスピースや中圧ホース外観の傷や劣化に注意する。


J.BCジャケット(BC=Buoyancy Compensator)浮力調整装置のジャケットタイプ.

〔BCDのDはDeviceの意、BCVのVはVestの意、ABLJAdjustable Buoyancy Life Jacket

                         

現在のBCジャケットにたどり着く変遷を述べて行こう。

まず、最初はライフジャケットが普及するが、これは水面での浮力確保に使われており、口で膨らませたり或いはCO₂のガスボンベによって瞬時に膨らませるタイプのものがあった。

しかし、このライフジャケットの応用が多岐に広がり、航空機用や船舶用に使われていた物が潜水艦脱出用としても開発されて行った折、潜水艦の場合、CO₂使用では再吹き込みが口では出来ない為に空気ボンベ使用のライフジャケットの製作も検討され開発された。

スキューバダイバー向けのライフジャケットとして、空気使用の物が開発されて行き、結果的に水面使用目的の物が応用として水中の浮力調整型ジャケットとして使われ始めた。

当初はライフジャケットにインフレーターホースに簡単なインレットボタンとアウトレットボタンを取り付けた物であったが操作性に於いて色々と改良されてホースカラータイプと言うBCの初期モデルが市場に出回り脚光を浴びた。

このホースカラータイプは首から掛けたジャケットタイプ其の侭であり、水中では決してバランスの良い物では無かった。

この後、ジャケットとタンクを一体とした物が開発され現在の物と大差無い物が完成される。

余談だが、先人達は単なるライフジャケットの時代に体に装着して水中に於いてこれを口で膨らませて中性浮力とは言えない→オーバーウエイト調整の為に使用していた。

しかし、ごくまれなダイバー達でもあったが、涙ぐましい努力を感じる。

ただし、このBCが開発された事により、熟練していなくても容易に潜れる様になって、水中での行動範囲が広がった結果、ダイビングに於ける安易な事故や減圧症の多発も見られる様になったが、これは浮力の調整がたやすく取れる事でエアの消費が少なくなり、それまでのフィンキック過多気味のエア消費と体力浪費ダイビングから開放された事にも一因がある。

しかし、文明の利器を使い切れずに起きるダイビングでの初歩的事故には頭が痛いものだ。

技術的な操作と知識は下記を参照して下さい。
ウエイトコントロール必携=中性浮力とは


K.タンク〔Tank、Cylinder、Bombe(ボンベはドイツ語読み)〕と空気(Air)

タンクと空気の詳細記載を準備しています。お待ち下さい。
ただし、下記の
ウエイトコントロ ール必携にも詳しく書いて有りますので一考して下さい。
         

  ガス名   体積比  沸点℃ 
    窒素   78.084%   -195.8
     酸素     20.748%   -183.0
二酸化炭素     330ppm*   -78.5
 ヘリウム     5.24ppm   -268.9
 アルゴン     0.938%   -185.9
  ネオン     18.2ppm   -246.0
   水素       0.5ppm   -252.9
 クリプトン     1.14ppm   -153.4
   メタン       1.6ppm*   -161.5
  キセノン    0.087ppm   -108.1
 一酸化炭素      0.1ppm*   -191.5

酸素≒20.946%
水蒸気を除いた値であり、*は変動する。百分率(% = 1/100)、百万分率(ppm = 1/106

密度:単位体積当たりの物質の質量

1 kg/m = 0.001 g/cm3 = 0.0624 lb/ft3
比重:基準物質に対する密度の比、無次元[-] 比重 = ρ/ρstd (ρはギリシャ語のロー)

液体や固体の基準は

4℃の水.ρstd = 1.000 g/cm3 = 1000 kg/m3
気体の基準0, 1 atmの空気std = 1.293 kg/m3

   タンク重量と空気の重さについては下記を参照して下さい。
  
ウエイトコントロール必携=中性浮力とは


L.エントリー法(Entry style)

◎エントリー法はスキンダイビングはともかくスキューバダイバーの重装備によるエントリー法は大変重要な項目です。

1.ステップイン(Step in)・・・足をそろえて前に飛び込む。

ジャイアントストライド(Giant Stride Entry)
エントリー時に大きく一歩踏み出して飛び込む。
ステップインは体の安定を図って飛び込むエントリー法ですが若干深い水深へ入ってしまう事が難点でそれを補足する為にジャイアントストライドとの併用によってより安全にエントリーできる。

2.バックロールエントリー(Backroll Entry)
船べり等よりのエントリーで、ロールしてエントリーするのではなく、水面にはVの字にてエントリーする。

応用としてはスタンディングバックロール(Standing Backroll Entry)がある。
前述はシッティングバックロールエントリー(Sitting Backroll Entry)とも言う。

3.フロントロールエントリー(Frontroll Entry )
前側にロールするようにエントリーする。

膝を若干曲げてのち、ロールし易いようにヒップアップにてのタイミングでロールしエントリーする。
応用として遠くへ飛ぶフロントサイドロール(Front Sideroll Entry)がある(柔道の受身タイプ)

4.サイドロール(Sideroll Entry)
ローボートやゴムボートなどの不安定な場合に使う。

体を横に倒して体の重みでロールしながらエントリーする。

注意事項 

いずれのエントリーも水深の確認をしなければいけない。

1.3.のエントリー法は水深3m以上、4.は水深1m以上の深さを確認する。

エントリー点が水面より高い場合は、より深い水深をとる事。

エントリー位置が5m以上有る場合はステップインでエントリーし、水面近くで開脚(ジャイアントストライド)して入水する。

また、衝撃がある場合はマスクとストラップを手で押さえる。

ビーチから説明して行くと、ビーチでの足場は砂、砂利、ゴロタ、岩場に分かれ、それぞれの注意が必要である。

砂や砂利は体重が掛かると足場が沈み足をすくわれ易く気を付けたい。
ゴロタや岩場では足を置く位置に気をつけ、体重移動をした時に次の足のつける位置を決めて移動するが、転ぶ場合もあるので、転んでも多少なり安全な位置へと手を付ける所を探して移動する。

波打ち際においては腰を低くして歩幅を広く取り、片足を前に出した時でも体重をすぐに移動せず、乗せても良いかどうかの確認の後に体重の移動を開始する。(カメレオンが木の上で移動するように)

波が無い状態であればブーツでのエントリーをし、膝辺りの水位でフィンを履く又は出水時にフィンを脱ぎエキジットをする。

しかし、波があったり、出水時に波が出てきたらどうだろうか!
寄せ波と引き波で足元が不安定になるが、フィンを履いた状態でのエントリーとエキジットとなる為に練習が必要となる。

波がでかい場合は手でマスクや頭を保護をし体を支えながら、足はフィンを履いたまま体をささえ固定する為に使い安全に入出水をする。

ボートダイビングにおいてはどの様なエントリーでも可能だが、注意をする事は波に対してのタイミングを計りエントリーする事とエントリーに際してのBCに浮力を確保する事であろう。

BCへ空気を入れすぎると胸部と腹部圧迫があり、気分が悪くなる場合がある。

BCの調整圧は空気が半分ほどでエントリー後、再度浮力の確保の為に空気を入れ直すが、水面移動を妨げにならない程度とする。

アドバイス=ジャイアントストライド等でのエントリー時に体が変にねじれたりする場合は、次の原因が有ります。 

足の長さが違っている(股関節のずれ)、脊椎や頚椎の曲がりによる目線のずれや体の中心のずれに気を付ける。(要整体運動)

エントリーでのトラブル

エントリーでのトラブルの場合、特にビーチなどでの転びを問題とする。重装備ゆえに転び方によっては怪我をする。また、ボートからでのエントリーに於いて後方確認の不備ゆえの接触やぶつかりが起き怪我をする。バディ同士の配慮と注意で切り抜ける事!

ビーチからのエントリー法や波の状態はスキンダイブの心得の項を参照して下さい。


M.潜降・浮上(Descent・Ascent)

潜降時においての潜降スピードは特に規定がある訳ではなく、しいて言えば10m位と規定する指導団体もある。

しかし、潜降に関しては耳抜きや前頭洞での圧平衡が取れていれば、いくら早く潜降しても問題がない。

この他にはマスクスクイズ等にも配慮しなければならないが、水深20mを超えて潜る場合では、酸素中毒や窒素酔いの影響が少なからず出て来る為、30m・40m・50m〜と、その潜水目的によって体調の状態チェックの為、数秒間のステップ・ストップ・チェックの励行を勧める。

◎浮上際しては旧USネイビーマニアルでは18m/分ですが、1993年2月よりのマニアルから9m/分の設定に変わりました。


これ程に変化すること事態大変な事です。   18m/分→9m/分

これは、今までの18m/分での浮上では、減圧症に罹患する海軍のダイバーが3/1000と多かった為で、3/1000の減圧症罹患率を2/1000以下に下げる事を目的としてNUDAと言う団体によって改正されました。

また、浮上に際しては、その潜水内容に応じて浅い水深での浮上スピードを暫時落とすか、体内窒素圧を減らす為に必要に応じて停止をする安全重視のスタイルに変わった事が斬新的です。

ダイビングコンピュータも浮上スピードが8〜10mの設定タイプと水深に応じて変則的にスピード変えるタイプも販売されるようになりました。

しかし、一番興味が有るのはの労働省(現在は厚生労働省)潜水士必携の浮上スピード8m/分は昭和20年以前より変わってはいないのです。

最近の傾向は5mにおける安全停止の励行ですが、中性浮力の練習における呼吸停止や安全停止中のフィンキックは体内の窒素減圧 とは言い難く、効果も半減します。

ダイビングが終えての浮上時、浅海での安全停止及び減圧停止を伴う水深維持停止をした場合、血中酸素分圧の低下及び血中の水分低下(血漿及びリンパ液)が起きる事で呼吸回数を増やすか、又は心拍数を上げて血中溶存酸素量を維持しようと働きますが、この時にフィンキックや無理な動きをすると要求酸素量が増えて苦しくなってしまいます。

結果的に呼吸数や心拍数を上げる事となり、ひどい時は息苦しさの余りにパニックや水面に出て地上の空気を吸いたい願望にかられます。この状況では窒素の排出もままならずに減圧症誘発をしてしまいます。

浮上時の重大問題!!呼吸法についてを参照して下さい。

安全停止や減圧停止も終了したのちは、3mから1分を掛けて浮上を励行しよう。
これは、ビュールマン他の潜水症研究者によっても奨励している。

また、時によっては浮上時においてリバースブロックが起きる場合があり、回避法を覚える事で、より安全に浮上出来る。

此処で言う回避法とは緊急浮上は最後の手段であり、気道の開放角度を重視していればエアエンボリズムにはならないし、減圧症誘発も起き辛くはなるが急浮上すれば減圧症の疑いも出て来てしまう。

浅海や浮上間際での息苦しさの回避には成らない為に補足して置くが、フィンキックを極力やめる事、大きく深呼吸して息を止め、直ぐに息を吸いたいかどうかの確認を取る。

吸いたい場合は酸素不足と呼吸中枢が命令している為、息を止めて二酸化炭素を増やす事で息苦しさは解消出来る。

低酸素症呼吸法について、ダイビングでの呼吸と呼吸中枢の仕組み(ディープダイビング:空気ガス順路と呼吸中枢指示図)の項で詳しく説明して有るので見て下さい。

筆者推薦のスキューバ浮上法!

より安全な浮上を考える上で「変速浮上法」提唱しています。これは、ボイル・シャルルの
空気の体積変化を考慮し、更に浮上時に於ける減圧症発症抑制を目的としています。

水深が浅くなるにつれて変則的に浮上スピードの抑制を心掛けて極力肺内の空気過膨張に気を付けて浮上するのです。下記に説明のある浮上時の重大問題をも解決します。

ここで言う変速浮上法とは9m/分の浮上スピードを水深が浅くなるにつれて落として行く。

例えば、水深10m辺りでは9m/分、水深6mでは6m/分、水深3mからは1分を掛けて水面へ浮上する事でより安全な浮上となります。

上記での変則的浮上スピードとは水深20m以深の水深では18m/分での浮上を奨励しますが、水深18m以浅においてその浮上スピードを抑制しなければならず、特に水深15m以浅では浮上スピードを極力9m/分へ落とさなければいけないのです。

其の為に変則的な浮上スピードとしています。尚、減圧症自己治癒潜水法ではこの浮上法を提唱し、実習を含めた指導をしています。当然として、水深60m以深からの空気の膨張比率を考慮した階段式「変則的変速浮上法」です。

「変則的変速浮上法」 を単に「変速浮上法」と言う.

◎浮上法には従来より2種類の方法(肺への空気膨張負荷率を考慮した)

1.漸昇式浮上法 一定のスピードで水面まで垂直浮上する。

2.階段式浮上法 螺旋階段を登る様に意識して一定・変速のスピードで浮上する。

この二つの浮上法には明らかに違いが有り、漸昇式浮上法と階段式浮上法では空気膨張による肺への負荷率が違うのである。

当然として階段式浮上法の方が肺や体に良い事は判るが、漸昇式浮上法では浮上に際しての浮上スピードコントロールが出来るスキルを要求しているのだ。

つまり、浮上スピードコントロールレベルが高ければ問題は無い。

結果として、初心者や中級者には階段式の浮上法を提唱する事となる。

深深度潜水に於ける階段式浮上法での浮上には減圧症罹患の危険性も有り、全てがこの階段式浮上法を薦めるものでは無い

と言うのも、減圧症自己治癒潜水法の浮上法では18m以浅が階段式浮上法であり、変則式変速浮上法だ。

これ以外に緊急時の安全な急速浮上法18〜24m以上/分が有りますが、ここでは説明を省きます。

安全停止と減圧停止とは意味が違う! l.浮上時の重大問題!!を参照して下さい。

安全停止
とは浮上時に窒素の排出が肺より始まるが、まず心臓の右心房・右心室内圧が定常血液プラス排出窒素圧によって増大する事で左心房・左心室の虚血(心臓の空打ち)が起き得る可能性がある。

この虚血を避ける為に大脳は交感神経の信号によって強制的に左心房・左心室の拍動を増やそうと作用するが、この作用が減圧症の誘発を引き起こしかねないのである。

が、為に水深5mに停止して、心臓へ入る前の大静脈圧の低減を図る事を安全停止という。

安全停止する事で減圧症への発症及び虚血を抑制低減出来る。

旧来・旧態の安全停止は水面の確認と水面へ上がる為の準備で有った。

減圧停止とは明らかに停止して窒素の排出を促すものであり、減圧症発症を起こさない為のものである。(停止点 3m 6m 9m 12mと3mきざみで27m迄ある)

潜降時のトラブル 耳抜き(中・内耳腔圧平衡、副鼻腔群圧平衡)  O.耳抜きを参照

浮上時のトラブル

リバースブロック=(2つの言葉が含まれる) 耳管閉塞、副鼻腔群閉塞.

耳の場合 イアーズオーバープレッシャー、または、リバース ミドル イアー スクイーズ
鼻の場合  リバース サイナス スクイーズ、サイナスオーバープレッシャー

日本語の1つの言葉にすると「浮き耳」.

注意事項 

ここで述べている潜降時においては中耳、副鼻腔群内の空腔内にスクイズ(陰圧障害)が起きるために痛みや出血ならびに体液溶出等の障害と向かい合わせとなる。

浮上時においては圧平衡後の浮上に際し、圧平衡を取った空気が耳管や副鼻腔群内の前頭洞より膨張流出時に閉塞状態が起き、出口を失った空気によって内耳 、鼓膜、副鼻腔群導管、耳管内腔壁等に損傷を与える。

注意:中耳と耳管、副鼻腔群とはつながってはいません。

 
   体積変化率                                 空気の膨張曲線

スキューバ装備で潜降しても、浮上しても上の図の様に窒素の体内への浸透に左右される。

空気膨張曲線に窒素の排出曲線を重ねて比較をして見た。空気の膨張より窒素の排出の方が緩やかなグラフとなっているが、空気の膨張曲線と窒素の排出曲線が逆になると理想的な窒素排出となり、有り難い。

しかし、そのような事は無く体質によっては窒素の排出が遅くなる傾向となる。

空気膨張に伴い肺の中が膨張すると減圧症の誘発を誘い出す恐れが起きて来る。

これは、残留窒素一杯のギリギリの潜水を行い、毎分9mを超え10m以上の浮上スピードで上がった時に減圧症を起こす可能性がある事を言う。

また、膨張曲線に沿わずに息を止め急浮上した場合はエアエンボリズムになってしまう可能性がある為、注意されたい。
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さて、上のグラフの関係は空気の膨張曲線と窒素の排出曲線を示して居るが、この窒素の排出曲線は酸素の洗い出しをしているグラフなのです。

つまり、通常で有れば更に窒素の排出が遅いのです。安全に浮上しようとすれば、空気の膨張曲線は窒素の排出曲線より下側にならなければ安全な浮上とは言え無いのですが、肺の膨張圧力許容値を含めるとピンク色の破線赤色の破線の中に入る 。

尚、ピンク色の域に入った時、浮上時の呼吸に注意しなければならないが、意識的に排気する、若しくは気道の開放角度に注意せねばならず、緊急浮上(気道開放角度の修正)の方法を知っていなければいけない事となる。

浮上時、肺内での空気膨張と窒素の排出に於いて、死腔を含めた機能的残気量が大きく関与し、空気膨張と窒素排出の許容幅を与えている。地上に於いて、及び潜降中には死腔は殆ど関与しないが、浮上時に始めて死腔が関与する。

参照 呼吸法について

(浮上に於ける内容は國次 秀紀のこれまでの潜水経験による独自個人説です。)
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オーバーキックやオーバーワークでの筋疲労で嫌気性代謝による乳酸が発生した場合は、筋細胞や静脈血中のpH低下や血漿中のCO2濃度が上昇する為、呼吸の乱れ及び判断力の低下や不可抗力的なパニック起き、ひどくなると脳神経障害等が起きる場合があります。

この根拠として、國次 秀紀の長年の追跡調査の結果、体内における血中アンモニア濃度の上昇及び乳酸量の増加よって起こされている事が解って来ました。

乳酸の加水分解では乳酸(代謝性)アシドーシスを引き起こし、静脈血中内のPCO
2の著しい増加とPO2の低下が引き起こされて正常な呼吸が出来なくなります。

また、血中のアンモニア濃度の上昇でのトラブルとして、
脳に於けるアンモニアNH3の神経毒では、この毒性によって、身体機能の伝達の遅れから来る反応の鈍さ、思考力・判断力・記憶力・運動及び反射能力等が低下するが、潜降中の窒素酔い等もこの神経毒性変化によるものと見る事が出来る。

更に、血中のアンモニア濃度の上昇は一時的な高血糖や低血糖と脱水を引き起こす原因ともなり、生体生成ガスであるマイクロバブルスの大量生産化へと関与し、浮上時での無意識な急浮上や、無意識的な呼吸停止、或いは無減圧時間の無視によってT型とU型の減圧症の発症にも関わって来るのです。

また、個人差はあるのですが、血中アンモニアとアンモニア系の濃度の一過的な上昇に追随出来ない方は減圧症や高気圧障害等に掛かり易いと言っても過言ではないのです。

そもそも、血中のアンモニアとアンモニア系の毒性では、脳・肝臓・腎臓・心筋・骨格筋等でこの毒を無毒化する機能が働いていて問題は起きないが、精神的な要因での体内機能の異常や、外圧による内圧の平衡作用対応、つまり、外呼吸や内呼吸での恒常性が崩れると無毒化の機能も崩れて毒素による異常が起きるのだ。

結論としては、浮上に際して無理なフィンキックやオーバーワーク(乳酸と血中アンモニア濃度を上げない)をせず、無意識な急浮上や、無意識的な呼吸停止、或いは無減圧時間の無視をしない規定に従ったゆっくりとした浮上を行えば大丈夫なのです。無減圧時間の無視→減圧時間を正しく取って下さいね!!

この内容を詳しく説明した減圧症の項も見て下さいね(*^_^*)

詳しくは疲労とダイビング 疲労と代謝 等を読んで下さい。

参考 気になること  浮上時の重大問題!! エアエンボリズム  緊急浮上

耳抜き中性浮力の項を参照して下さい。

◎潜降・浮上でのトラブル 本文に記載 !

階段式「変則的変速浮上法」「変速浮上法」の励行を広めよう(*^_^*)
「変則的変速浮上法」とは「変速浮上法」と同意です。

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 N.中性浮力 とウエイトコントロール 上手い、下手の原点=知識とスキル編

中性浮力とイマージョン(水浸による生理効果)について

水に身体を浸ける事を水浸と言い、重力の作用を失う事で体内では生理的変化として血液の循環量が多くなる事での尿の生産が増大する。この事が、多少なりとも脱水状態を作り出す原因とも成っている。

これは、ダイビング中での中性浮力は、無重力状態が心臓からの吐出血圧の低下を来たすが、逆に血液の循環がスムーズになる事で酸素消費が減る利点は有るが、尿生産が増大し、膀胱への排出が行われる。

膀胱への水分の排出により、水分の不足が起き易くなる事を止める為に、また、脱水の為に減圧症にもなり易くなる為、浮上時は中性浮力の水平ポジションから垂直ポジションへと移行し、心臓より上に頭を置き、陸上の姿勢にしなければいけない事を指している。

より安全な生理的浮上をする為には、陸上と同じ血圧配分へと近づけなければいけない。

単に無重力と言えば宇宙遊泳などを思い出すが、宇宙飛行士と同じ事が起きる事となる。

重力を失った事での宇宙酔い(メニエール症候群)や筋力の低下がこれであるが、ダイバーでも近い症状が起きる事を忘れてはいけない。

意識的に視覚又はイメージで天地と左右を認知しないと同じくメニエール症候群に陥り、吐き気とめまいを起す。

更に詳しくは

1.ダイビング中とダイビング後の血液の状態って? 2.血圧の項へ重複記載。

 
O.耳抜き(耳鳴りも考察)  最近、ダイバーに耳鳴りが増加 !
体質的に内耳壁の弱い方もおり、注意が必要(リバースブロックも参照)

【耳抜き・浮き耳と仲良くなるページ】を参照して下さい。


P.リバースブロック 浮上時中耳内圧増加 、副鼻腔群内圧増加による圧痛
 
最近多くなっている突発性難聴や急性のメニエールが有ります。(耳抜きも参照)

【耳抜き・浮き耳と仲良くなるページ】を参照して下さい。

l.浮上時の重大問題!!を参照して下さい。

◎潜水終了後の浮上トラブル→減圧症誘発

減圧症発症例のシミュレーション図1  減圧症発症例のシミ ュレーション図2

減圧症発症のファクター ボイルの法則図 ダイブコンピュータ検証 ぎりぎり潜水の恐怖!

【「スキューバダイバー」自分の身を守る為の予備知識】 study-four_dからstudy-four_eへ