今では気軽にインターネットを出来るようになり、多くの人が、自分のホームページをもつ時代になっています。私もインターネットを始めて今年で5年目になりました。
私がインターネットを始めたころに、「わさび」について検索しても少なく、わさびに関する情報が少なかったことから、いずれは自分もホームページを作り、多くの人達にわさびについて知ったもらいたいと思っていました。その頃のインターネットでの通信販売ではセキュリティなどの問題で敬遠されがちでしたが、今ではその問題はだいぶ解消され、多くの方の利用が見られるようにもなりました。
そんなときに研究部でホームページを立ち上げる話が上がり、これをきっかけにホームページ作りに取り組みました。
まずホームページ上で一番何を伝えたいか、何をしたいか内容の検討をしました。その時には、いくつかあるわさびに関するホームページも見ましたし、全く異なるジャンルのページも見てみました。その内容は、今現在の最新情報、各種専門的なデータの掲載、人と人のコミュニケーションの場としての活用、通信販売など様々なものがありました。
これらを念頭にホームページのコンセプトを絞っていきました。
1番目はわさびに関するイベント、例えばわさびまつりやキャンペーンなどの情報や、四季折々のわさび沢の様子などの情報をいち早く提供すること。つまりワサビの情報誌としての役割です。
2番目にわさびが本来もつ性質、特徴、文化などを出来るだけ細かく、分かりやすく説明していくこと。ここではワサビの専門書の役割です。
3番目はホームページ上で人と人とが交流できる場を提供して、人間味あふれる、親しみやすい雰囲気を出すこと。ワサビ仲間を作ることです。
4番目に多くの人に生わさびを味わってもらうため、新たなわさびの販売手段のひとつとして活用することの以上4つに絞りました。
そのホームページを立ち上げる準備だけでも、まったく初めてなことだらけで大変でした。デジカメやスキャナなどの機材、ホームページ作成と画像処理用のソフト、簡単で分かりやすい参考書を揃え、コンピューターの前での格闘が始まりました。
次にホームページをいかに見やすくするか、興味をもってもらえるようなデザインにするか、ホームページの構成について考えました。
今のところ右側に目次を、左側に各内容が来るようにフレームを分割しています。内容によっては上下にフレーム分けもしています。このフレーム分割ですが、フレームを利用することで常に目次が表示され、内容を理解してもらいやすい利点があります、一方この欠点としてフレームの表示に対応してい無い場合(例えばi-modeなど)ではホームページを見ることが出来ません。この点については今後検討していきたいと思っています。
ホームページに欠かせないのが画像です。画像は文章だけでは伝えることがむずかしい物や、時々の様子を表現するのには欠かせません。しかし画像が大きかったり、多すぎると、表示されるまでに時間がかかります。クリックしてから8秒以内にページが表示されるのが理想だと聞いたので、出来るだけ画像のサイズ、解像度を考慮して載せています。デジカメは画素数の低いカメラを使っています。
ホームページを立ち上げてからは、その管理、運営をしなければなりません。ページの更新やリンクを張る作業をします。ホームページの内容を更新していくための、情報収集も欠かせません。イベントやこのような会の時、また農回りするときなど片手にデジカメを持つようになりました。それをどうやって分かりやすい言葉を使って、愉しめるページにするのか悪戦苦闘しています。
ホームページを多くの人に見てもらうため、リンクを張る作業があります。リンクとはホームページ同士をつなげることです。「ワサビ」という単語で検索されるように、一番有名なヤフーはもちろんいくつかのサーチエンジンに登録をしました。静岡の農産物のホームページが集まっている静岡県農林水産業振興会の「美味しい静岡100選.com」と、「e-shop」と言うショッピングモール、e-izu.comと言う伊豆の観光案内のホームページにも登録をしています。このようにして、今年の3月からホームページ「わさびだネっと」を立ち上げて、およそ8ヶ月が経ち、昨日の段階でおおよそ3000人の人に見てもらうことが出来ました。今後も多くの人にみてもらえるように、リンクはできる限り張っていきたいと思っています。
次にわさびだネっとの項目とその内容を説明して行きます。
トップページの右側ではこのホームページの趣旨、最新のわさびだニュースとみんな集まれからの告知を載せています。左側はホームページの内容と意見や感想のメールももらえるようになっています。
ワサビの情報誌として、「ワサビを使った簡単レシピ」、「ワサビだニュース」、「みんな集まれ」の3項目があります。
「わさびを使った簡単レシピ」は書いてある通りわさびを使った料理方法を載せています。わさびには寿司、刺身と言った考え方を変えていくには、それ以外の食べ方をどんどん紹介して行かなければなりません。そのためにも必要な項目と思います。今までよく知られている調理方法と、食べ残したわさびを無駄なく使え方法なども載せていきたいと思っています。また。根茎部分にこだわらず、茎や花、根などを使ったレシピの紹介して、わさびが捨てるところが無く全部食べられることをアピールしていきたいです。ここを見た人からわさびをこんなふうにして食べたら美味しかったなどの意見がもらえるように頑張っていきたいと思っています。
中伊豆町のわさびの最新情報提供の場として、「わさびだニュース」を作りました。ここでは四季折々のわさび沢の様子、わさび沢を取り巻く自然の様子、わさびに関する出来事を載せてあります。最近では、全国大会での授賞式と、そのわさびを取り上げ、築地市場での競りの様子、台風15号通過直後の万城の滝の様子、などがあります。また研究部活動の報告の場としても活用しています。
研究部の活動報告としてもっと詳しく「みんな集まれ」という項目で載せています。各イベント、キャンペーンでの様子や、今後の予定などを載せています。今年の夏はホームページ上だけで、この夏のスペシャルイベントとして「わさびの収穫体験」を募ってみました。この中伊豆わさび収穫作業体験は
募集人数は 先着20名様まで
場所 は 中伊豆町筏場わさび沢
体験日 は 平成13年8月17日(金)(小雨決行)
時間 は 午前9:30から午後3:00
参加費 を 昼食代、お土産のわさびまるごと一株をつけて3,000円
という内容で、2ヶ月前ぐらいから募集しました。
なかなか応募が無かったので、企画倒れになってしまうかと心配しましたが、大分県から安藤さん家族3名の参加の申し込みが有、収穫体験をすることが出来ました。当日は天気も良く午前中はわさびの収穫を、午後からは植え付けの作業を体験してもらいました。1日わさびを満喫してもらい、愉しんでいただけたと思っています。後日、お土産についているわさびの苗を植えたみた、大きくなったらその様子をお伝えします。というメールをいただきけました。ホームページから生まれたこのような人と人との交流を大事にして、またこのようなイベントをやってみたいと思っています。
ワサビの専門書として「収穫まで@何日」「ワサビってすごいね」「ハグレワサビ道」の3項目あります。
「収穫まで@何日」と題してわさびの植え付けから収穫までの様子を追いかけることにしました。今年の4月から始めて、その成長を載せてあります。上の写真が筏場入りと下が地蔵堂入りのわさび沢で、パイプと植え石で異なるうえ方です。植えたから200日約7ヶ月が経ちますが、植え方の違いでわさびの成長も異なっていることが写真から見て取れます。植え付けた場所によって、植え方で、わさびの色、形状の違いか生じること、さらにわさびの収穫までには時間がかかること、その作業内容も解ってもらいたいと思っています。
始めの頃は成長が早かったため、10日に一度くらいのペースで追いかけても、変化が見られ楽しかったのですが、最近はあまり変化が乏しく、2週間に一度ぐらいにしています。
2つ目に「わさびってすごいね」の項目では機能性食品でもあるわさびの様々な作用について説明が書いてあります。例えば、わさびを食べると様々な体の症状が和らぐ、食欲増進、美肌効果があるなどの効能がわかり次第載せていきたいと思っています。
3つ目は「ハグレわさび道」では、おばあちゃんの知恵袋みたいな話題を載せ、ココを読むことで、ちょっとわさびについて物知りになってもらいたいと思ったいます。以前、大トロの隣に大根おろしがついてきて、こんな食べ方があるんだとびっくりしたことがヒントとなり、ハンバーガーにわさびを付けて食べたらこんな味がしたなど、面白おかしくわさびについて探求していく場にしたいと思っています。
ワサビ仲間作りのため、意見交換の場所として、みんなの伝言板を作りました。誰でも気軽に書き込めるようになっています。「みんなの伝言板」でも人と人との交流がありました。6月に横浜に住んでいる小学生からわさび作りの盛んな地域、わさび作りのくふう、わさびを出荷する農家の人たちの願い、わさび作りにかける農家の人たちの意気込みについて質問がありました。これは社会科の授業での研究発表に使うために聞いてきた質問だそうです。それに対してメールで返事を書きました。生産者の声が聞けたと喜んでもらえ、6月30日のキャンペーンの告知を見て、わざわざ日本橋高島屋まで会いに来てくれました。こんな出会いがホームページを介して出来るなんて思ってもみなかったので、とてもうれしかったです。その他にもこの伝言板に質問や、意見が出てくるとそこにまた違った人の考えが出てきて、ホームページにおのずと人間味が出てくると思います。伝言板にたくさんの書き込みが多いことがホームページがにぎやかになって、誰もが見て楽しいものになっていくと思います。
最後に「イリヤマナカのわさび」として、わさびの通信販売をしています。
インターネットショップが守らなければならない法律(訪問販売法)が有、その内容はたくさんありすぎて全部は上げられませんが、商品の販売価格、代金の支払い時期と方法、商品の引き渡し時期などがあります。まずそれをクリアすることから始めました。商品としては生わさびと茎は年間をとうして、花がある時期には花を売ろうと考えています。このページを見た人に何が売っているのか人目で解るように、わさびの写真、さらに自分お顔写真を載せることで、安心感が出ればと思い載せています。
通信販売のデメリットは送料や振込手数料など商品の代金以外にお金がかかることです。そこを出来るだけ安くすることと、それでもいいと思わせるくらいの商品をつくる工夫が大事だと考えています。
価格設定、商品の数、3000円以上のお買い上げの方には送料無料などの特典をつけるなど、まだまだ改善の余地はたくさんあると思っています。
販売促進には、検索エンジンへの登録も大事ですが、ショッピングモールなどへの登録が一番手っ取り早いと考えています。なぜならば欲しい商品を求めて見に来る方が多い所だし、ショッピングモールに登録することで、安心して買い物が出来と言うメリットがあると思います。
また、集客のためプレゼントコーナーを作り、そこから顧客リストを作ったり、意見や感想などをいただけると、いろいろな面で役立たせたりすることが出来ると思います。
「研究部の紹介」では、研究部員全員の顔写真とコメントを載せています。この顔写真をクリックすることで、その部員宛にメールを送れるようになっています。
ホームページの管理、運営を始めて未だ8ヶ月ですが、これらの内容を更新していくのは結構大変です。始めたころは5項目でしたが、だんだん慣れてくることで時間的に余裕ができ、今では10項目になりました。これぐらいが限界だと思っています。あれもこれもと無理をしないで、継続していくことが一番大事だと思っています。そして自分が愉しんでやることが長続きするコツだと思います。
今だに試行錯誤の状態ですが、最初に上げたコンセプトを忘れないように、今後も頑張っていきたいと思っています。